2005年08月22日

さくらさんの要望について。(後編)

後編です。

思いのほか長くなってしまってびっくりしてます。

おヒマな人は続きをどうぞ。



そんなある日、遊んでいたら僕のサッカーボールがなくなったんです。

買ってもらったばかり。失くしたらヤバイ。


半べそをかきながらそこら中を探し回ったんですけど、見つからない。



さして期待もしてなかったんですけど、えみちぃ(木の枝)に聞いてみたんです。


グルって回して、その指した方向を探しに行ったんです。





したら、あったんですよね、サッカーボール。


絶対にボールがないだろうって場所に。



僕は、本当に嬉しかった。


えみちぃ一生一緒にいようと思った。



ボールを拾って二人で戻っていたそのとき、、







パキン




えみちぃは乾いた音を立てて折れた。





僕のボールを探すのに全生命力を使ったえみちぃは、倒れてしまった。



僕『うわぁ…えみ、、し、死ぬなよ…俺を一人にしないで…』

えみ『ご…めん…ね…』

僕は初めて、悲しみで言葉が出ないということを知った。

えみ『あ…りが…と…(ガクッ)』

僕『誰か、誰か助けてください!!うわぁぁぁぁぁ』






それからかな、僕が道端の枝を懐かしそうに見るようになったのは。

この灰は彼女の遺灰さ…

灰は夏風に乗り、空に舞い上がっていった。


終わり。





な、ちょっ、さくらさん!!

可愛そうな子を見るような目は止めてください!!


posted by アッサ at 23:30| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 質問・要望への哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あっ
私の顔見えてたの!?
アッサさんが道端の枝を懐かしそうに見る憂いを帯びた表情を勝手に想像してたら・・
いや〜・・・切ないお話で涙で前が見えないよー。
Posted by さくら at 2005年08月24日 17:00
しっかり見えてますよ。(毛穴の開き具合まで。)
あ、サイテーなこと言ってごめんなさい。
さくらさんにまさか毛穴なんて存在しませんよね。

僕は切なくて切なくて毛穴が開きます。
(毛穴毛穴書きすぎました)
Posted by あっさ at 2005年08月25日 03:22
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